ドーブツ日記

かつては多摩川沿線に、いまはドナウ川沿線に居住中です。旅先であった野良猫 ヒコーキ 料理 創作家具 ドイツ語

メノルカ島のビーチ Day6

Windyで風の様子を調べると今日からしばらく南風が続きそう。風力は10ノットから15ノット空港もすべて南風運用のため北からのアプローチに変わってる。なので風を避けて北側の浜に行くのが筋なんだけども敢えて昨日印象が良かった南側の浜Saint Thomasの隣のPlaya de Son Bouビーチに向かいます。駐車場の目の前がビーチなってるので全くハイダウェイ感のないビーチ。まぁ今回の訪問で昨日の南側ビーチ1つのみって言うのも何なので2つ目のサンプルとしてここを選びました。駐車場から10分ほど西に歩いたグーグルアースで見ると岩の根が見えるあたりを狙ってとりあえずここをキャンプ地とする。ここも遠浅で白砂のビーチなんだけども所々に岩の根がある昨日のビーチとそっくり。しかもかなり今日は昨日より魚影が濃い。遠浅で魚を見たければ結構お勧めです。パンをちぎって与えるとものすごい小魚が集まってきて後を追っかけてきます(かわいい)。

f:id:yakasuko:20220903213550j:image駐車場から直結のビーチ
f:id:yakasuko:20220903213541j:imageカモが居る。5分ぐらい歩くと人が少なくなってくる。

f:id:yakasuko:20220903230049j:imageこの辺で場所を確保。

 

南風で結構波がある為シュノーケルで船酔い状態になるので昔よく通った北側のビーチEs Tancats - Algaiarensに向かう。

f:id:yakasuko:20220903213554j:imageここは駐車場が2カ所ありビーチに近い駐車場までは一本道なので車がすれ違うことがでないので、手前の駐車場に停めることにしている。
f:id:yakasuko:20220903213558j:image風を避けてきたのか結構人が入ってきている
f:id:yakasuko:20220903213545j:imageベタ凪。水は場所によってちょっと緑がかっている。魚影はそれほど多くない

暑い夏は辛いカレーで

カレーはよく作るのですが、今回は骨付き鶏肉からカレーソースを作ってりたくなったので買い出しに出ました。 1.2キロの骨付き鶏もも肉を買ってきてそれをオーブンで夏野菜の一緒に180度で40分ぐらい焼きました。その骨付き鶏肉を圧力鍋移して シナモン、黒こしょう、ローリエ、フェンヒェル、にんにく、トマト、しょうが、エシャロットと玉ねぎを切らないでその骨付き鶏肉と一緒に1.2気圧圧力鍋で2時間で煮込みます。

スープが冷めたら中身を全てざるで濾してスープをカレー粉と合わせます。オーブンで焼いた野菜と合わせて食べるとスープカレーのようでおいしかったです。

f:id:yakasuko:20160724210157j:image骨付きのもも肉です

f:id:yakasuko:20160724210232j:imageフェンヒェル。日本語でなんて呼ぶんだろう…

f:id:yakasuko:20160724210308j:image夏野菜と一緒にオーブンで焼きます

f:id:yakasuko:20160724210321j:image野菜は全部切らないで煮込みます

f:id:yakasuko:20160724210339j:image夏は個人的にさらさらなカレーが好きです、暑いから

 

 

牛肉で作る麻婆豆腐

昔、花椒の効いた麻婆豆腐を会社の帰りに立川のグランデュオによく食べに通ったのを思い出したので創作してみました。

材料: 自作の豆腐500g ニンニク 長ネギ 牛肉180g 花椒 豆板醤 甜麺醤 唐辛子 豆豉 ラー油

牛肉はロース肉のような筋のないものを選びミンチ状に切って油で炒めます。よく炒めたら甜麺醤を大さじ3杯加えて軽く炒め、ザルにあげて余分な油を切ります。甜麺醤は名古屋の八丁味噌と砂糖で作り置きしてあります。

DSC_0555

フラパンに油大匙3、豆豉(水洗いして水をよく切って豆のみを使います)、粉唐辛子、豆板醤、を炒め辛味が油に出てきて赤くなるのを確認して、刻んだニンニクと長ネギの白い部分を加えて辛味の元を作ります。辛さは好みに合わせて量を調整します。

DSC_0558

 炒めた肉を加えてさらに熱湯250ccをそっと周りから注ぎ一煮立ちさせます。

DSC_0559

この作業とは別に、小匙1の塩を入れたお湯でサイコロ状に切った豆腐を温めて余分なにがりを抜きます。この際には豆腐を完全に煮立てないで湯面に浮き始めたら火を止めておきます。

DSC_0557

最後にこの豆腐をフライパンに加えて水に溶いた片栗粉大さじ2杯を加えてラー油大さじ一杯を加えて強火で軽く煮立て終了です。器に盛って好みで花椒をふりかけます。

DSC_0561

残念ながら近所のアジア食材屋で購入した花椒ではグランデュオのような舌のしびれるような刺激が出ませんでした... 会社の中国人の同僚に今度アドヴァイスをもらおうかな...

三明物産 ピーシェン豆板...

三明物産 ピーシェン豆板...
価格:581円(税込、送料別)

捨てるところのない大豆ちゃん

豆腐の創作でサブプロダクトとして出来たオカラを使いサラダを作りました。

材料: オカラ、胡瓜、人参、ニンニク、角切りのベーコン、ルッコラ 

材料(ドレッシング): 酢、オリーブ油、玉葱、マスタード、砂糖、トマトピューレ、エストラゴン、パセリ、塩

DSC_0532

胡瓜、人参、ルッコラを細かく切ります。ベーコンをオリーブオイルで炒めてカリカリになったらみじん切りのニンニク一片を加えて1分ぐらい軽く余熱で熱します。この2つをオカラに加えます。

DSC_0531

ドレッシングは上記の材料を空瓶に入れてよく振り、味を微調整します。トマトピューレが大事でこれでドレッシングにとろみが付いてマヨネーズを使わなくてもしっとりしたサラダができます。もしサラサラすぎたらマッシュポテトの粉を少々足してもオKです。

このドレッシングのレシピはルフトハンザの機内食で食べたえらい美味しかったドレッシングの袋の裏に書いてあった材料をメモって真似して以来、よく作ります。

DSC_0533

マヨは大好きなのですが味が強すぎていつも同じ味になってしまうので、あえて今回はオカラの味を確かめたかったのでこのドレッシングにしました。

全てをボールで混ぜ合わせて冷蔵庫で30分ぐらい寝かせるとしっとり感が出ます。追いパセリと長ネギの白い部分を刻んでふりかけて出来上がりました。ご飯のみならずパンにも合います^^

DSC_0536

300gから出来たオカラはまだ半分も残っています。これは冷凍しておいて次回ハンバーグでも作るつもりです。

エストラゴンはホワイトクリームを使った料理と鶏肉にとても相性がいいのでオススメのハーブです。

マスコット エストラゴン(タラゴン) 4g

マスコット エストラゴン(タラゴン) 4g

 

 

豆腐の質と値段

年末に花椒をたっぷり使った麻婆豆腐が食べたくて材料を少しずつ買い揃えていたのですが、豆腐の質と値段(豆腐1丁2,5€...)が釣り合わず、創作することにしました。

材料: 大豆300g 水2,6L にがり12ml 

これだけで豆腐ができるなんで(´;ω;`)ブワッ。っと思いきや行程は結構大変でした。 前日に大豆に水1,3Lを加えて6時間以上浸しておきます。

DSC_0503

 豆を数回に分けてフードブロセッサで砕きます。本当はミキサーで粒度を高めに細かく砕くのですがあいにくミキサーは "餅米をミキサーにかけたら餅ができそうだ..." という妄想に駆られるのみならずそれを実行した結果モーターが焼き切れて壊れてしまったのでフープロを使うしかありません。

DSC_0506

 しかし、見た目は結構素敵です。クリーミーで甘いものみたい。全て砕いたら沸騰したお湯1,3Lと混ぜて鍋で煮ます。この作業はに見張っていないと一瞬にして吹きこぼれるので慎重に。電気調理器だと火加減が難しく鍋を上げたり下げたり...吹きこぼれないように維持しながら5分間沸騰させます。

DSC_0508

 次にあらかじめ濡らしておいた木綿布をざるに敷いて、その上に煮立った豆乳を少しずつ注ぎます。かなり熱いので新品のゴム手袋をして木ベラを使い完全に袋の中身がおからになるまで搾り切ります。この時点で冷めてくると湯葉が出来ました、食べたら本当の湯葉だった(´;ω;`)ブワッ

DSC_0515

 2Lちょっとの豆乳ができました。これを常に木ベラで鍋底をかき回しながら85度まで沸騰させてます。にがりを加えてへらで全体をかき混ぜて火からおろして鍋に蓋をして20分豆乳が固まるまで待ちます。

DSC_0516

 20分後この様に水分が透明ならOK、うまく固まっています。中華スープに入っているとき卵みたいです。

DSC_0517

 ベターホームから購入した木型に木綿を敷いて固まった豆乳を注ぎ入れます。かなりほろほろなので本当に固まるのか不安です... 蓋をして1kgの牛乳パックを乗せて20分間水を切ります。

DSC_0519

 水切り後は水を張ったボールに一時間浸して余分なにがりを取って出来上がりです。豆腐よりむしろおからに興味が湧いでどう調理しようか考えています^^

これで材料が全て揃ったので気が向いたら麻婆豆腐を創作したいと思います。

DSC_0526

手づくりとうふ読本 (月刊ベターホーム臨時増刊)

手づくりとうふ読本 (月刊ベターホーム臨時増刊)

 

 

あらなみの本にがり100ml

あらなみの本にがり100ml

 

 

寒い冬は辛口カレーに限る

協議の結果、豚肉のだし汁はカレーとして消費される事に決定しました。カレー粉、ルーなど当然ありませんので自作します。

材料: ターメリック、クミン、コリアンダークローブ、ジンジャーパウダー、赤唐辛子、黒胡椒

配合割合は好み次第なので、基本はコリアンダー3とすると残りのスパイスは1として調整します。とは言ってもすごく適当です、何入れるとどんな味になるかわからないので... クローブもっと要るななど言える様になったらとっくに会社員辞めています。

フライパンで香りが出るまで10分ほど炒めて粗熱が取れたらフードプロセッサーで細かく粉砕します。粉砕中は密閉していても粉が漏れて、くしゃみが出ます(´;ω;`)ブワッ。

DSC_0415

粉砕後は瓶に入れて保管します。今回のカレーはこの瓶の半分の量を温めた出汁に入れてよくかき混ぜます。この時点では味付けがまだ完了していません。

DSC_0425 

本場のインドカレートロミがないようですが、日本の伝統的なカレーが大好きなのでスプーン大3杯分の小麦粉をバター30gで軽く茶色に変わるまで炒めトロミをつけるためのルーを作ります。

DSC_0418

ここに温めただし汁を徐々に加えて伸ばしていきます。フライパンの半分ぐらいまでの量のだし汁を足して伸ばしたらルーを本体に移します。

いい感じのカレーのソースができました^^ 多少粘度が高いのですが、なぁに、野菜をブチ込めばそんなもん...

DSC_0421

とろみのついたカレーソースにを入れて味付けします。これが初めての味付けでスプーン大一杯分ぐらい塩を入れました。この後煮汁が出るので多少味は濃いめの方が良いかもしれませんが追加はいつでもできるのでこの時点ではあまり塩っぽくしません。塩だけの味付けでも十分に旨みはあります...出汁のお陰ですね。 

DSC_0428

切ったジャガイモとマッシュルーム(ここからかなりの水気が出ます)、炒めた玉ねぎと豚肉をそっと投入します。ニンニク1片を擦りおそしてあとは煮立てて圧力110kPa、黄色リングで一時間煮込んで終了です。粘度が高かったので加圧時にナベ底が焦げないか心配でしたが大丈夫、問題ありませんでした。 

トロミは程よくサラサラになり、味が薄まった分だけ塩で味を整えて出来上がりです。玄米を鍋で炊いて食べました。手間をかけるとその分美味しく感じます...^^

DSC_0452

 

豚肉からフォン、だし汁をつくります

数年前にもフォンドボーを10時間かけて作りましたが (フォンドボーを作る - ドーブツ日記) 当時は圧力鍋を持ってませんでした。ドイツ語で"der Schnellkochtopf"(高速料理鍋?)と呼ばれるだけあり、約1,3気圧(130kPa)で加熱することで今回は4時間を目指して作りました。圧力が上がると真ん中のポッチが浮いてきます。黄色とオレンジのリングがあり2段階の圧力で調理できます。

DSC_0268.JPG 

材料: セロリ、にんじん、玉ねぎ、にんにく、トマト、生姜、豚骨、骨つきバラ肉

オーブンのパンに油を薄くひいて切った野菜を豚骨、バラ肉を囲むように配置して180度Cで45分間焼きます。

DSC_0257

 肉はフライパンで焼き目を付けようかと思ったのですが面倒くさいのと最終的には肉は取り除く理由から旨みがあえて肉の外に出る事を期待して直に焼きました。

DSC_0261

いい感じで焼けてパンの底で煮汁がグツグツしています。^^

粗熱をとり、圧力鍋に投入します。水がひたひたに浸かる程度に加えて月桂樹の葉とにんにく3片とスライスした生姜を加えて加熱します。

DSC_0263

電気調理器なので一旦オレンジのリングの130kPaの圧に達したら、あとは弱火で常にが常に見えるように火を調節します。三時間ぐらいじっくり加熱します。圧力鍋は電気代があまりかからないし密閉されているので部屋中が料理の匂いが充満しないので気に入ってよく使います。

DSC_0368

十分に冷ましたのちに肉と骨を取り除きます、ほとんどが骨です。スーパーでは500gで2€ぐらいで入手できます。別の鍋に煮汁をシノアを使い全て濾すのですが本格的なシノアは結構高いのでザルを使い漉します。この作業が結構大変で、シャモジを使い根気よく数回に分けて全ての野菜を漉します。

DSC_0369

 前回はさらに茶漉しを使ってザルの番手をあげて細かく漉したのですが今回は省略します。結局この後このだし汁は何かの料理のベースになるのでと自分に言い聞かせて妥協します。

この前はこのだし汁からハンバーグ用のエスパニョールソースを作りましたが、今回は年末なのでカレーでも作ろうかと考えています。

18-8スープ漉し 14cm BSC04014

18-8スープ漉し 14cm BSC04014