ドーブツ日記

かつては多摩川沿線に、いまはドナウ川沿線に居住中です。旅先であった野良猫 ヒコーキ 料理 創作家具 ドイツ語

寒い冬は辛口カレーに限る

協議の結果、豚肉のだし汁はカレーとして消費される事に決定しました。カレー粉、ルーなど当然ありませんので自作します。

材料: ターメリック、クミン、コリアンダークローブ、ジンジャーパウダー、赤唐辛子、黒胡椒

配合割合は好み次第なので、基本はコリアンダー3とすると残りのスパイスは1として調整します。とは言ってもすごく適当です、何入れるとどんな味になるかわからないので... クローブもっと要るななど言える様になったらとっくに会社員辞めています。

フライパンで香りが出るまで10分ほど炒めて粗熱が取れたらフードプロセッサーで細かく粉砕します。粉砕中は密閉していても粉が漏れて、くしゃみが出ます(´;ω;`)ブワッ。

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粉砕後は瓶に入れて保管します。今回のカレーはこの瓶の半分の量を温めた出汁に入れてよくかき混ぜます。この時点では味付けがまだ完了していません。

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本場のインドカレートロミがないようですが、日本の伝統的なカレーが大好きなのでスプーン大3杯分の小麦粉をバター30gで軽く茶色に変わるまで炒めトロミをつけるためのルーを作ります。

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ここに温めただし汁を徐々に加えて伸ばしていきます。フライパンの半分ぐらいまでの量のだし汁を足して伸ばしたらルーを本体に移します。

いい感じのカレーのソースができました^^ 多少粘度が高いのですが、なぁに、野菜をブチ込めばそんなもん...

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とろみのついたカレーソースにを入れて味付けします。これが初めての味付けでスプーン大一杯分ぐらい塩を入れました。この後煮汁が出るので多少味は濃いめの方が良いかもしれませんが追加はいつでもできるのでこの時点ではあまり塩っぽくしません。塩だけの味付けでも十分に旨みはあります...出汁のお陰ですね。 

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切ったジャガイモとマッシュルーム(ここからかなりの水気が出ます)、炒めた玉ねぎと豚肉をそっと投入します。ニンニク1片を擦りおそしてあとは煮立てて圧力110kPa、黄色リングで一時間煮込んで終了です。粘度が高かったので加圧時にナベ底が焦げないか心配でしたが大丈夫、問題ありませんでした。 

トロミは程よくサラサラになり、味が薄まった分だけ塩で味を整えて出来上がりです。玄米を鍋で炊いて食べました。手間をかけるとその分美味しく感じます...^^

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