ドーブツ日記

かつては多摩川沿線に、いまはドナウ川沿線に居住中です。旅先であった野良猫 ヒコーキ 料理 創作家具 ドイツ語

Palermoの旅 1日目

Münchenから90€1時間半で到着です。空港はとても島の空港っぽく、雰囲気が宮古島に似ていると感じました。強い日差しと乾いた風の匂いが宮古を思い出させます。空港の後ろには大きな岩山がそびえて視界の悪い時は(この天候から悪天候なんて想像出来ないのですが...)怖そうです。

空港からはプルマンと呼ばれる長距離バスで片道6,3€、約40分でPalermoの中央駅に着きます。南イタリアでそれも島。離島とは言わないまでも本土と比べてかなり異国感が漂います。アフリカ系、インド系、イスラム系の人種が入り混じって町中は混沌としています。特に公共事業が滞っているようで、町中の隅にゴミが散乱しています。アジアの国も色々行ったけど中国よりすごいかもしれません。特に車とバイクの運転が中国以上に危険きわまりなく、歩行者より権利を持っているようで容赦なく狭い道を猛スピードで突っ込んできます。車が来ると人は歩道の石の上に乗り(道路が狭く歩道は裏道なら確実に無いので...)、車に道を譲ります。所変わればその地に合ったイデオロギーが出来上がるのだなと感心します。中国との大きな違いは車の普及の歴史が長いので人も車も慣れているせいか、事故りそうになったシーンには結構出くわしたのですが実際に事故ってる所は一度もみませんでした。

Ballaroと呼ばれる市場街があるのですがそこは子供たちが(10歳位)ミニバイクのような内燃機付きのバイクを超狭い路地をすっ飛ばしています。危険以上に排ガスと2ストエンジンの発する騒音が凄まじく唖然としました。後で宿の方に訊くと違法とのこと。まあ、一度だけ警察の巡回を見ましたが黙認なのでしょう。洗濯物を干した建物の間を暴走して行きます。

手前にあるのがブロッコリーで日本にある物の数倍大きいです。ブロッコリーを使ったパスタ料理が結構ありました。

魚も当然色々あり、タコを好んで食べるようです。イカは見なかったけど…